第2回アジアオープン(福岡市)〜新春各駅停車の車窓から 「泥沼流が行く〜」HOME
小春日和の東京駅を出発してアジアオープン会場の福岡市をのんびりとめざしています。
1時間過ぎて景色が湘南ぽくなってきました。小田原の次の早川駅付近では目の前に相模湾が広がります。
振り返ると茅ヶ崎や江ノ島の海岸線まで見えてきます。
富士-富士川駅間では素晴らしい富士山が見えました。しかしシャッターを切った瞬間に民家にかぶってしまいました。
ここからは工業地帯、住宅地帯、都市部が交代に続いていきます。
岐阜を越え、米原に近くの関ケ原は古戦場として有名ですが、豪雪で新幹線を遅らせる険所でもあります。
今日は晴れており向かいの伊吹山もうっすらと雪化粧をしております。
京都駅からは夜行列車となります。朝日に目覚めるともう山口県です。(防府-富海駅間)
日本海と太平洋が近づく山口は湾曲した海岸線と険しい地形を有しており、山陽新幹線ではトンネルばかりで退屈ですが、昔ながらの山陽本線は海岸線沿いを走り、車窓はバラエティに富んでいます。
ようやく九州一の繁華街・天神の中心にあるTogetherに着きました。ちょうど開会式が始まったところです。
試合は浪速のムードメーカー・ASPの吉村さんとです。無事に終わり、左のアジアカップと記念撮影です。肩の荷が下りました。
せっかく来たのだからと博多の味を堪能することにしました。Togetherから地下鉄天神駅を越えて渡辺通り沿いにあるバスセンター近くは安くておいしいお店が軒並みです。その中から 新鮮な漁師どんぶりの「第88喜水丸」(092-733-7165)(ごま醤油で食べる海鮮にびっくり)や仕切のある 一蘭天神店(092-736-5272)でとんこつラーメンを楽しみました。
同じように帰るのもつまらないので、大分へ抜けてから、別府から宇和島フェリー(0894-23-2536)で
四国に抜けて行くことにしました。(左から2枚目の写真の赤い航路)
もやのかかった阿蘇山と別府市内が船内デッキからだんだん小さくなっていきます。
フェリーは「関サバ」などの高級魚で有名な豊後水道を通っていきます。海流は速く、水は透明です。
こんな中で泳ぐ魚だから、身のひきしまったブランド魚になったのかもしれません.。
八幡浜港に着きました。静かな港町です。
ここから伊予の国最南端の宇和島までは山越えと山を貫くトンネルが続く難所です。急勾配が続き、蒸気機関車は最大の難所でした。(JR四国NEWS12月号より)気動車になってもあえぎながら坂を上っていきます。トンネルを抜けるとさっきの豊後水道が顔をだします。
宇和島から高知までは、蛇行する四万十川と並行したり、くぐったりしながら走っていきます。
高知では土佐の地酒をいただき南四国を堪能して帰途につきました。(つなみに佐倉に着いたのは16時間後です)